2014年3月15日土曜日

ポスター



つい先日、咢堂塾16期の募集ポスターをこしらえた。
もっとも広く出回るものではなく、憲政記念館内のブースに
掲示する程度のものなのだけれども。
添付のようなものを一晩かけてこしらえた。



美麗に作ろうと拘ったり、技巧を駆使したら正直きりがない。
それ以前に私自身はデザインを基礎から学んだわけでもないので
素人丸出しなのは承知の上だったりする。

それでも内製化したお蔭で、せいぜい紙代とインク代、
その程度の実費で賄えた。

この一年で、こんな感じのDIYが随分と増えてきた。
つい最近は財団ブランドのポストカード製作を、
初めてのイラストレーター(イラレ、とか言うらしい)を
半べそをかきながら何とか一本仕上げることができた。



昨年暮れには、財団のオリジナルチロルなんかも出来た。
尾崎の顔、本舞台、それと財団ロゴの3タイプ。


別に何でもできる訳じゃない。
誰もやる人がいないから、しょうがない俺やるわという感じで
「とりあえず、やってみる」ことを繰り返しているに過ぎない。


振り返ると、尾崎財団のサイトもそんなノリで作り始めたのだった。
誰もやる人がいないのと、外注するだけの費用が勿体ないのと、
外注して納得のいかない出来ならストレスが溜まるのでなんとなく
やっている。

ポスターも、そんなノリの一つだったりする。
ただ、今回はある意味で様々な想いを込めた。
暫し、製作の舞台裏にお付き合い頂ければ幸いだ。


今から一年前、憲政記念館で
「政治におけるインターネットの活用」について講義をさせて頂いた。
その時に私が話したのは「インターネットで私たちが目にする
様々なコンテンツは大別すると三つしかない」ということだった。

文字情報、画像情報、それと動画情報(音声は便宜上、動画に含む)。
それだけなのだけれども、それが大きな違いを生む。


インターネットで言っている事は、既存の媒体にも当てはまるだろうか。
そんな試みも兼ねての製作だった。


テジタルサイネージと違って紙のポスターは、せいぜいコピーと
写真やイラストの組み合わせに過ぎない。
それでも、「届け!届いてくれ!」何人かの顔を思い浮かべ
ひたすら念じながらこしらえた。

誰に、何を届けたいのか。それはここでは触れないことにする。
ただ、そう願った人には、この数日間個別にメッセージを送っている。

あなたや、あなた。
また、あなたの事を思いながらこしらえた。


想いは届くだろうか。

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